安八郡広域連合について
介護予防啓発講演会開催報告
【1日目】令和2年2月2日(日) 時間 場所 参加者数 午前9時45分~午前11時30分 神戸町中央公民館大ホール 150 午後1時30分~午後3時30分 輪之内町文化会館リトルホール 85 【2日目】令和2年2月14日(金) 時間 場所 参加者数 午後1時~午後3時30分 安八町中央公民館大ホール 360
今回は、ご近所福祉クリエーター 酒井 保 氏を講師としてお招きし、『住民パワーが地域(まち)を変える!3つのポイント』をテーマに、各町で介護予防啓発講演会を開催しました。
「3つのポイント」とは何か?それは
① 社会性があって
② 毎日よく動ける
③ 肉料理を食べる
以上の3点ですが、これらのキーワード、どこかで見覚えはありませんか?
そうなんです。安八郡広域連合は、今年度から要介護要支援の前段階である「フレイル」に着目し、各町地域包括支援センターにおいて住民参加型介護予防事業を開始しています。そこでは、「栄養」「運動」「社会参加」―これら3つを継続することを心がければ、要介護状態になるリスクを遅らせることができる、と呼びかけています。
また、介護予防はつい「自助」の精神が中心になって考えてしまいがちなのですが、この講演では「人は一生独りでは生きていけない。なので共に(友に)呼びかけて助け合う」―「互助」の精神で「人と人との繋がりを保つこと」が如何に大切なのか、を酒井氏は訴えました。
講演会終了後、参加された方からは
「私は90歳代女性で「支援される年齢だから」と出席をためらったが、講演を聞くうちに「支えられる側」でもその心構えが大切であることを教えられた。日々の家庭菜園ができることや地元老人会活動に参加できることに幸せを感じながら、齢(よわい)を顧みず、参加できて支える気構えも甦(よみがえ)りました」
「私たちは「人に迷惑をかけてはいけない」と教育を受けてきたが、「助けて!」と言えることが大切だと気付いた」
「2025年から(・・)の(・)問題は、「子どもたちの問題」であって、私たち高齢者の問題ではない。そのためには、少しでも将来を担う子どもたちにこれ以上「負担」「ツケ」を増やしてはならない」
といったお声も聞かせていただくことができました。
来年度も各町では、フレイルサポーターを募集しています。年齢・性別・身体の状態は問いません。各町地域包括支援センター(各町福祉主管課)までお尋ねください。
≪講演会の様子≫
フレイルチェックはじまりました!
5月に実施したフレイルサポーター養成講座に参加された方々によるフレイルチェックが郡内で始まりました。
神戸町 6月20日 西保公民館 16名
輪之内町 6月21日 町民センター 23名
安八町 6月21日 サンライズ長良 10名
サポーターさん方の生き生きしとしたご様子をお伝えします。
≪フレイルチェックの様子≫
電子審査会システムの見学について
安八郡広域連合においては要介護認定審査会にあたり電子審査会システムを導入し、業務の効率化、省資源化を図っています。6月20日に中濃地域広域行政組合の担当者が見学に来られました。
≪電子審査会見学の様子≫
フレイルトレーナー及びフレイルサポーター合同養成研修
【1日目】令和元年5月20日(月) 午前9時~正午 座学 午後1時~午後4時40分 実技 【2日目】令和元年5月21日(月) 午前9時~午後4時 フレイルチェック演習 【2日間とも場所】安八町中央公民館講堂
安八郡広域連合は、要介護要支援の前段階である「フレイル」予防に着目し、今年度から各構成町地域包括支援センターにおいて住民参加型介護予防事業を開始します。
事業の開始に先立ち、5月20日と21日の2日間にわたって、本事業において中心的な位置づけとなるフレイルサポーターとフレイルトレーナーの養成講習を実施し、地域でボランティア活動されている神戸町15名、輪之内町13名、安八町15名の計43名の方々が出席されました。
この養成講習では今年2月に各町で開催されました『フレイル予防啓発講演会』の際、講師としてお招きした東京大学高齢社会総合研究機構特命研究員の神谷哲朗氏をはじめ、同研究員村瀬義典氏、和歌山県紀の川市フレイルトレーナー谷口和也氏、同市フレイルサポーター畠中美文氏と井口和彦氏の5名の方にお世話になりました。さらに、2日目は同市フレイルサポーター7名の方がお見えになりお世話になりました。
1日目は健康寿命やフレイルについての座学、2日目は体に「フレイル」のサインがないか、質問や簡単な身体機能の測定でチェックする「フレイルチェック」の実技演習を行いました。
フレイルサポーターの皆さんには今後、地域に出てフレイルチェックを行い、介護予防についての普及啓発を行う大切な役割があります。
演習終了後、参加された方からは「受けられた方の測定結果が、自分の想いと異なっていたことに対する言葉かけが難しいが、このフレイルチェックは半年後に再びチェックするので、その方がもう一度来てくれることを考えると、『フレイルサポーターをやってよかった』と思うかもしれない」「最初から行政に頼らずに、仲間とともに運営し、その活動が口コミでも広がれば、私たちフレイルサポーターも大いに社会貢献できる。自らも健康でいられる」といったお声を聞かせていただくことができました。
事業の本格開始にむけ、各町では地域に出向いてフレイルチェックできるよう、ただ今自主的に研修を重ねています。
「誰もが生涯現役」と称される「健康長寿のまちづくり」を目指し、スタートラインに立たれた方々のご様子をご紹介します。
≪養成研修の様子≫
フレイル予防啓発講演会開催報告
【1日目】 平成31年2月2日(土) |
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時間 |
場所 |
午前10時~正午 |
神戸町中央公民館大ホール |
午後2時~午後4時30分 |
輪之内町文化会館リトルホール |
【2日目】 平成31年2月15日(金) |
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時間 |
場所 |
午後1時~午後3時30分 |
安八町中央公民館大ホール |
安八郡広域連合は、要介護要支援の前段階である「フレイル」予防に着目し、来年度から各構成町地域包括支援センターにおいて住民参加型介護予防事業を開始します。
事業開始を前に東京大学高齢社会総合研究機構 神谷哲朗 教授を講師としてお招きし、「人生100歳時代到来 一緒に始めよう『フレイル予防』と健康長寿のまちづくり」をテーマに、各町でフレイル予防啓発講演会を開催しました。
講演会終了後、参加された方からは
- 「『フレイル』という言葉を初めて知った。今のところ衰えに気付かず毎日過ごしているが、気が付かない小さなサインに早めに気づくことが大事だと思った。地域の仲間と一緒に健康管理をすることでまち全体が元気になれればいいなと思う」
- 「おいしく「噛める」「食べる」事の大切さを知りました。すべての年代に共通する健康づくりの基本ですね」
- 「(この講演会を聞いて振り返ると)現役を退いても『栄養』、『運動』そして『社会参加』-これら3本の柱に取り組んでいる知人・友人は、確かにイキイキとしている。私も楽しみながら生活の中に取り入れ、なるべく介護保険にお世話ならないような人生を送りたい」
といったお声も聞かせていただく事ができました。
各町では、フレイルサポーターを募集しています。年齢・性別・身体の状態は問いません。各町地域包括支援センター(各町福祉主管課)までお尋ねください。
≪フレイル予防啓発講演会の様子≫
オレンジセーフティーネット運用開始について【令和3年3月31日運用終了】
安八郡広域連合は、認知症施策の推進の一つとして、平成31年4月より、認知症高齢者徘徊見守り協力スマートフォンアプリ「オレンジセーフティーネット」を開始します。
捜査協力隊や認知症で行方不明のおそれのある家族の情報を登録し、スマートフォンアプリより高齢者が行方不明になっても早期発見、保護につながります。
※ご利用につきましては、WEB登録が必須となります。スマートフォンアプリで登録項目を入力してください。
※【OS情報】Android:OSバージョン4.0以降 iOS:iOS8.0以降
※ https://sb-appvantage-pro1.konycloud.com/OSNet/より登録することができます。
・オレンジセーフティーネットに登録をお願いします.pdf
・オレンジセーフティーネット WEB登録項目(家族・対象者).pdf
・オレンジセーフティーネット WEB登録項目(オレンジ協力隊).pdf
オレンジセーフティーネットに関するお問い合わせ
安八郡広域連合
〒503-0126 安八町中須410番地の1
TEL:0584-63-2050
FAX:0584-63-0052
オレンジセーフティーネット説明会報告について
期 日:平成31年1月25日(金)
- 安八町中央公民館において、オレンジセーフティーネット事業者説明会を行い、31事業所の皆様にご参加いただきました。当日は大垣警察署 生活安全課 西脇様より「西濃管内における行方不明者の保護状況等」について報告いただいた後、NPO法人地域ケア政策ネットワーク 北村様から本事業の説明をいただき、ソフトバンク様協力のもと実際にスマートフォンアプリケーションを使用してのデモ捜索も行いました。ご参加ありがとうございました。
◆一括ダウンロード
・オレンジセーフティーネット説明会当日配布資料.pdf
◆個別ダウンロード
・個別①.pdf
・個別②.pdf
・個別③.pdf
オレンジセーフティーネットに関するお問い合わせ
安八郡広域連合 業務係
℡:0584-63-2050
説明会風景
出前講座開催報告について
期 日:平成30年10月25日(木)
- 安八温泉の新館2階において出前講座を開催し、西蚊塚老人クラブ会員様14名にご参加をしていただきました。
- 講座は「介護保険サービスの申請からサービス利用にいたるまで」と題し、要介護認定からサービス利用までの流れを中心に介護保険制度のしくみや保険料算定についてもご説明させていただきました。ご参加ありがとうございました。
出前講座風景
電子審査会の視察報告について
期 日:平成30年6月14日(木)
参加者:海津市役所 介護保険担当課
- 安八郡広域連合においては、要介護認定審査にあたり電子審査会システムを取り入れ、業務の効率化、省資源化をはかっています。海津市の介護保険担当課の方々が審査会の様子を見学に来られました。
電子審査会
電子審査会システム
和歌山県紀の川市視察報告 ~フレイルチェックを取り入れた介護予防事業~
期 日:平成30年6月8日(金)
参 加 者:安八郡内各町地域包括支援センター職員
- 安八郡では、各町地域包括支援センターを中心に介護予防事業を実施しています。
- 「フレイル」は「虚弱」を意味する「frailty」を語源として作られた言葉で、要介護・要支援になる前段階として近年注目されています。「フレイルチェック」は、フレイル(心身の衰え)のサインを早期に見つけ、要介護・要支援状態にならないように予防することを目的としています。
- 今回、「フレイルチェック」を住民参加型の介護予防事業として取り組んでいる和歌山県紀の川市へ視察訪問しました。
- 紀の川市は、人口は約63,100人、高齢化率は31.2%の市です。和歌山県北部に位置し、北部に和泉山脈、南部に紀伊山地を控え、市の中心を東西に紀の川が流れています。温暖な気候と肥沃な土壌を活かして、四季折々の果物が収穫できる全国有数の果物産地です。
- 紀の川市では、同じ地域に住むフレイルサポーターが、介護予防教室のなかでフレイルチェックを担っています。同市では、平成29年10月にサポーター養成を開始、当初はサポーター6名からスタートしましたが、現在ではサポーターが80名養成登録されています。
- 紀の川市フレイルサポーター協議会会長さまから、次のとおり話をお聞きすることができました。
- 「自分が仕事を退職して日中街を歩いていると、杖をついて歩いているお年寄りが目立った。このままでは、介護や虚弱になってしまった高齢者を地域に多く残すことになってしまう。何か自分にできることはないか、とフレイルサポーターを始めました」「この「フレイルチェック」は、半年後にまた実施することになっていますので、参加された方から「次は良い結果が出るよう頑張ります!」といった声が聞けると、人の役に立ったと実感できて嬉しいです」
- 「健康寿命を延ばすには、「栄養(そしゃく含む)、運動、そして社会参画」です。高齢者がともに健康を目指せる環境を整えることが大切なのではないでしょうか」
- いきいきと語られるそのご様子から、この取り組みの素晴らしさがうかがえられました。
和歌山県紀の川市高齢介護課のホームページ:http://www.city.kinokawa.lg.jp/kou-fuku/index.html
教室風景
サポーターの方々
お問合せ
安八郡広域連合
〒503-0126
岐阜県安八郡安八町中須410-1
TEL:0584-63-2050
FAX:0584-63-0052